「例えば、『2人が出会った頃、彼女は太ってなかったんだろう』とか『彼女はお金を持っているに違いない』とか…」 「あるいは、スコットに “理由” を見出そうとする人もいます。『彼はゲイに違いない』とか、『デブ専でしょ』などです」 「スコットのように引き締まった体の人は、百万年かかっても絶対に太った女性を好きにならない。カップルとしてお似合いじゃない。そう私たちは思い込まされています」 「それは単に、世間が文字通り体形や外見で人の価値を定めてきたからです」 「(メッセージを送った)この女性は、痩せているからというだけで『自分はスコットにふさわしい』と言っているんです。つまり、私とこの女性はまったく同じなんです」 「私は自分の価値を低く見積もり、彼女は自分を高く見積もっている。私たちはお互い、自分の価値は『体にある』と思い込まされているんです」
「彼は、私のユーモアや誠実さ、愛情深さ、優しい心に価値を置いてくれているんです」 「私の体形が変わっても、彼が考える『私の価値』は変わりません」 「なので、体をアピールしながらメッセージを送ってくる人に対して、スコットは『体以外他に何があるの?』と言っています」 「彼は私と同じように、人の価値は『社会が決めたくだらない美の基準に、体形がどれだけ当てはまっているかではない』と知っているから」 「もしあなたが『人の価値=体形』と考えるのなら、単にそう教えられてきたということ。ただ、その学びを捨て去るかどうかは、あなたの責任です」 「コメント欄に書かれたありとあらゆる肥満嫌悪コメントを忘れるために、ものすごく頑張ったんです」 「太っていることや美の基準について、みんなが同じことを教えられてきたと思います。とはいえ、私は自分が太っているし、こうしたバカバカしい基準にも当てはまらないので、そうした教えを捨て去ろうという気になりました」 Instagram:@aliciamccarvell